正常に行われている呼吸運動は、普段特に意識する事なく行えています。しかし、肺や神経、筋肉などの病気により呼吸不全となった患者さまは正常な呼吸を行えません。 そのような患者さまは、人工呼吸器を使用することで換気補助を行うことが出来ます。 在宅人工呼吸療法(Home Mechanical Ventilation:HMV)は、気管切開下で行う侵襲的な人工呼吸と、マスクを使用して鼻や口へ空気を送り込む非侵襲的な方法があります。 在宅人工呼吸療法は入院することなく、自宅で治療を行うことが出来ます。患者さまが、安心・安全に在宅療養を過ごされるよう株式会社ババはサポートしていきます。
■呼吸器系疾患/神経・筋疾患、その他の疾患・障害のある患者です。
慢性的な状態にあり、比較的安定している患者様が対象となります。
(肺結核後遺症・慢性気管支炎・肺気腫・肺繊維症等)
難治性かつ慢性的な病態を呈する患者が対象となっています。
(進行性筋ジストロフィー・筋萎縮性側索硬化症・脊髄性進行性筋萎縮・ ポリオ後遺症・脳神経障害後遺症等)
先天性小児疾患やさまざまな呼吸器症状を呈する患者が対象になります。
(胸郭運動障害・胸郭形成手術後・先天奇形・気管狭窄等)
在宅で行う人工呼吸療法の内、気管切開下で行われる侵襲的な陽圧換気法は Tracheostomy Positive Pressure Ventilationの略で『TPPV』と呼ばれています。 病棟から在宅まで幅広く対応でき、軽量、そしてコンパクトな人工呼吸器を御用意致します。 また、長時間対応可能なバッテリを標準搭載し、安心・安全に患者さまの呼吸療法をサポート致します。
マスクを使用することで気管切開を必要としない非侵襲的な陽圧換気法は Noninvasive Positive Pressure Ventilationの略で『NPPV』と呼ばれています。 自宅で療養される患者さまに、適切で快適な呼吸をサポート。 コンパクトで、患者さまにとっても扱いやすい機器をご用意致します。